イメージを共有しよう

ネットワークでつながったコンピュータ上のイメージを共有してみましょう。 Squeakに用意されているネブラスカという共有システムを利用します。 ここでは、自分のイメージをローカル(サーバ)、 相手先のイメージをリモート(クライアント)と呼びます。

ローカル自分が直接使っているノートパソコン サーバ お客さんに来てもらいます
リモートネットワーク経由で使うパソコン クライアント お客さんになってもらいます

まず、ネットワークの情報を用意しましょう。 ローカルとリモートのIPアドレスを調べておきます。 WindowsXP なら、コントロールパネルのネットワークの修復タブから、 または、WindowsXPや Windows2000なら、コマンドプロンプトを開いて、 ipconfig コマンドを使いましょう。 自分のわかりやすい方法で調べて下さい。 ここでは、

ローカル自分が直接使っているノートパソコン 192.168.1.33 ユーザ名: manu3
リモートネットワーク経由で使っているコンピュータ 192.168.1.34

として説明します。 ここから先は、ローカルとリモートで行なう処理をわけて説明します。

ローカル(192.168.1.33) リモート(192.168.1.34)

サーバを起動して来客の準備

サーバ側の自分の名前を登録しておきます。 ゴールドバーの"共有"ボタンをクリックします。 "あなたの名前を入力してください"には自分の名前を入れて"了解"です。 ここでは、"manu3"という名前にしました。

下のような表示が画面の左上の方に出てきます。 これでお客さんの受け入れ準備完了です。 "クライアント"とは"依頼者"という意味で、お客さんのことだと思って下さい。

なんでもいいですから、好きな作業をしておきましょう。 ここでは"星"をぐるぐる回しておきます。

誰のイメージを見たいか

今度は、リモート側のクライアントの設定です。 誰のイメージと接続したいのか登録しておきましょう。 "部品"タグの"モーフカタログ"から、"Collaborative"ボタンを押して、 "Badge"を画面にドラッグ&ドロップします。

"あなたの名前を入力してください"と言われますので、 サーバ側に登録してある名前を入れます。 ここでは"manu3"でしたね。

"了解"するとバッジができます。 IPアドレスの部分をクリックして、サーバのIPアドレスに変更します。 ここでは、"192.168.1.33"でした。 変更したら"了解"です。

バッジができました。

共有の開始

バッジの"S"をクリックします。 これは"この人のワールドを見る(See this person's world)"です。

共有中のサーバ側

クライアントの画面が変化します。 こちらのカーソルは"manu3"です。 "ネブラスカ: 1 クライアント"と表示が変わります。

共有中のクライアント側

サーバの画面が出てきます。 こちらのカーソルは"???"です。 "1x1"ボタンを押すと原寸表示になります。 もう一度"1x1"ボタンを押すと縮小表示になります。

遊んでみよう

二人で同じイメージをいじれますからいろいろ遊んでみましょう。

クライアント側の共有の終了

遊び終ったら、"終了"ボタンを押します。 画面が消えます。

サーバ側の共有の終了

お客さんが帰ったので、 "ネブラスカ: 0 クライアント"と表示が変わります。

ネブラスカの"×"ボタンを押して、 共有を終了しましょう。

"サーバをシャットダウンしますか?"には"はい"を選びます。 これで共有を終了しました。


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